遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎) 日記&アニメ感想の目次|前の日|次の日
前回からの続きでまた「プラトン」について。
その反復の過程において、魂はあの世、この世の別なくすでに「万物を見尽くしている。したがって魂が学び終えていないようなモノは、何一つとしてないのである」。 魂は過去においてすべてを知りつくしてしまっているのである。 だが、もしそうだとすれば、現に何かを知らないとすれば、それは忘れていることにすぎないのではないか。 そして忘れているということになれば、想い出すという道もあるわけで、新たに学び、新たに知るとは想起の道程をたどることにほかならないのである。」 「『プラトン』斉藤忍随−(講談社学術文庫)」 王様の魂はどこにあるのか…。 王様の記憶はどこにあるのか…。 プラトンの言葉を借りて言えば、 「王様の記憶は王様の魂にある。今は忘れているだけ…」 私が気になるのは生まれ変わることの出来ない、「囚われの魂」の王様でしょうか。 三千年分の生まれ変わりがない魂…、それは私たちより幼い…ということなのかなぁ。 だから表くんが頼もしく見えるのは、彼の魂はしっかり三千年分の生まれ変わりを体験し、多くを学んでいるからかもしれない。 ヘロドトスはこう言っている…。
人間として死ぬと、次は動物に生まれ変わり、あらゆる生命たちを一巡し、再び人間として生まれ変わるのに三千年かかる……。 ヘロドトスの説を見ると、魂というのは猫とか魚とかミジンコとかに生まれ変わったりして、忙しく、いろいろなモノを三千年の間に見続けていたことになる…。 それも魂の修行に数えられるのかなぁ…。 もし数えないとしたら…、人間の魂だったのは三千年前だから…、なんだ、みんな王様と変わらないじゃん…。 それともミジンコの魂を学んだ表くんはやっぱり精神的に大人なんだろうか……。 これはこれで謎ですな…。 プラトンに聞いてみたいっス。 それにしてもエジプト人の考えで言ったら、人間に生まれるというのは、三千年に一度の大イベントのようだ。 人間であるというのは、貴重で、素晴らしいことなんだと思えてくるよねぇ。 人生を無駄にしちゃいけないと、自戒もこめて…今日はここまで。(^_^;)
遺跡馬鹿
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