すみれの心が決まるまで…

2002年10月29日(火) お引越の続き

昨日のお引越の片付けの続きをする為にマンションに行きました。
鍵を開けても昨日カレが言っていた私の香りは全く判りません。どんな香りのことを言っているのかなぁ。化粧品とか香水とかが並ぶとやっぱり空気がかわるのかしら?
昨日までガランとしていたお部屋が今日は違ってみえます。依然として大きな家具はまだ入っていないのですがそれでもちょっとした小物が並んでいたり、自分の荷物がカレのモノと混ざって置いてあるのってちょっと妙な気持ちです。照れくさいって言うか…。これからここで暮らすんだなぁっていう実感が急に出てきました。
台所に実家からもらってきたお鍋や調理器具、コーヒーメーカーやお米なんかを並べるとますます現実感が出てきました。
お昼前に先日購入したソファーが届きました。しかーし困った事に運送やさんが「リビングの入口のドア幅が狭いから入らないかもしれない」と言い出すじゃありませんか!えっえ〜!!そんなぁ〜!!
私「サイズを計った限り大丈夫なはずですからとにかく試してみて下さい。」
運送やさん「ドアがはずれない限り無理だと思います。」
ええーい、とにかくやってみてくれっての!!私の顔つきにびびったのかしぶしぶながらも梱包を外で全て剥して運び入れに挑戦してくれた運送やさん。
「あれ?入った!」「やったー!(だから最初からダメと言わず、やってみろっちゅーの!)」もーなんと人騒がせな運送やさんでしょうか。ところがこの運送やさん、やっぱりやってくれました。
運送やさん「お客さま、申し訳ございません。ソファーカバーを倉庫に置いて来てしまいました。明日またお届に参ります。」
私「…。明日は私ダメです。明後日もダメです。11月1日の午前中なら大丈夫ですが?」
運送やさん「必ず朝一番でお届にあがります。申し訳ございませんでした。」
なかなかすんなりいかないものです。でも母が刺しゅうして作ってくれたクッションを2つ並べるととても良い感じ。おめでたいことに因んだモノですから文句も言わずにお願いすることにしました。
なんとか片付いたので午後からお掃除をしました。洗濯機もあることだしカレのお洗濯をしておいてあげようかな?とも思ったんですが、どーしても気恥ずかしくてできませんでした。もうあと数日で結婚するのにおかしいよなぁと思うけどダメでした。
カレにお手紙を書き残してマンションを後にしました。こうやってマンションから帰るのもこれが最後です。次回からはここが帰る「おうち」になるんだなぁってシミジミ考えながら部屋を見回していると、少しずつ新生活に向けて、自分の気持ちが変化してきているのを感じます。結婚式まであと4日。長かったシングルもあと4日なんですねぇ。そんな事を考えても自然に思えるようになってきました。明日の朝実家に帰って一泊して車で上京です。


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すみれ [MAIL]


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