LORANの日記
DiaryINDEX|past|will
久しぶりに、千葉県九十九里海岸近くの自宅へ帰りました。
今朝は雨が降っています。
目の前に見える田は、水を湛えて田植えを待っています。
付近の水田の半分以上は、田植えが終わっています。
田植えは入梅の雨水を必要としていたので、5月〜6月に行われて
いました。
初夏の風物詩でした。
初夏とは旧暦の4月のことですから、新暦では5月中旬〜6月中旬の
ことです。
最近は農事用水を、井戸や川からポンプアップしています。
それでいつでも田植えが可能になりました。
稲は東南アジアの植物ですから、気温や水温が低ければ成長しません。
これも品種改良で、低温の地域での稲作が可能になりました。
最高品質のお米の産地が、新潟や山形などであることで実証されています。
いまでは、北海道産の美味しいお米まであって驚かされます。
水稲は水田で栽培されます。
それを主食としていただく私たちは、水から生命をいただいているのですね。
小麦は畑で栽培されます。
小麦をパンやパスタなどにして主食にしている民族と、文化に違いがあるのは
無理からぬことだと思います。
水稲と小麦の差が、文化の大きな違いを生んだのでしょう。
|