LORANの日記
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2007年04月23日(月) ジェラシー


ジェラシーは嫉妬心のことです。

ジェラシーが無い人はいないかも知れませんが、多い人と少ない人はいます。


ジェラシーは執着心や劣等感と密接です。

執着心や劣等感が多い人ほど、ジェラシーも多くなります。


執着心や劣等感は依存心と密接です。

依存心が多い人は、執着心や劣等感とジェラシーが多いようです。


このように見ると、現代の教育方法に原因があることが分かります。

自分を大切にすることよりも、他人を大切にすることを教えます。

自分と他人を比較させ、自分の欠点を意識させて、劣等感を持たせます。

自分に自信喪失させて、依存心を大きくさせます。


なぜこのような教育が行われているのでしょうか?

教育は国の権限です。

国というのは、国土とか国民という意味ではありません。


ここでいう国とは、現在の国家体制という権力を言います。

この国家権力は、現在の権力維持を最優先します。


ですから、国民が権力を奪還することを、最も恐れています。

それで教育を使って、国民の力を弱めています。


誰もが自由で、自分の権力を行使できたのは、紀元前のギリシアでした。

そこでは市民は自由に発言し、直接民主政治が行われてきました。


日本はそのような民主政治を目指していますか?

政治家は直接民主政治を目的として、政治活動をしていますか?


アメリカも日本も、政治は特定の利益集団の代表者によってされています。

ですから国会で成立する法案は、利益集団の意向に合わせたものばかりです。


教育は現体制維持が大前提ですから、情報も国民には知らせない方針です。

アメリカで公開された情報も、日本ではまだ公開されません。


このような社会では、国民は耐えることを美徳として育てられます。

我慢、忍耐、根性は、日本人が好きな三点セットです。


自分が我慢して生きているのに、我慢しないで幸せになる人は許せません。

それで幸せな人は、些細なミスでメチャメチャに非難されます。


このお先棒を担いでいるのがマスコミです。

マスコミは、国民のジェラシーに火を点けて売り上げを増やしています。


ジェラシーは、人が飼っている怪物です。

人のこころの中にじっと潜んでいて、いつの間にか人を悪魔にします。


ジェラシーは愛の反対です。相手の幸せを破壊します。

人は愛に生きなければ滅びてしまいます。

現在の世界が破滅へ向かっているのは、中に潜む悪魔のせいです。


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