LORANの日記
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「自分が無くなる」とは、どのようなことでしょうか?
誰でも死ねば、肉体が無くなります。
人が死を恐れるのは、肉体の恐れを感じているからです。
肉体は自分が無くなることを、最も恐れています。
人は死ねばどうなるかと言えば、肉体から開放されるだけです。
こんなに窮屈で、不自由な肉体から開放されて、とても自由になります。
老人は青年と同じように、いやそれ以上に、元気になります。
どこへでも一瞬で移動できるし、不自由だった肉体がないのですから・・・
「地獄へは行かないのですか?」ですって?
もし、あなたが行くと信じていれば、行くでしょう。
あちらでは、自分が信じたことが実現するので、そうなるのです。
私は信じていないので、地獄へ行くことはありません。
今日お話している「自分が無くなる」とは、まだこちらの世界のことです。
ここで言う「自分」とは、自分と信じている自分のことです。
「自分と信じていない自分がいるのですか?」ですって?
はい、そのとおりです。「真我」とも言われる自分のことです。
この自分はあなたの奥深くにいます。
「本質」とか、「魂」とか、「神性」とか、「仏性」と呼ばれています。
どれが本当なのか、いや、全部本当なのでしょう。
自分を追及していくと、この「自分」と出会うことができます。
もちろん、形は無いのですが、知ることはできます。
苦労の末、本当の自分と一体になることができます。
それはとても大きな歓びです。
「ついに悟った。」と大歓びすることでしょう。
そんな幸せもつかの間、一気に奈落の底へ突き落とされることがあります。
それは、今までの自分の崩壊が起こったからです。
今まで懸命に努力を続けて、ここまで成長してきた自分が、あえなく無くなります。
これを「自分が無くなる」と言います。
呆然自失し、なにをしていいのか分からなくなります。
今までの価値観が、すべて崩壊してしまうからです。
しかしその後、今まで気づかなかった自分を発見するでしょう。
生まれ変わった自分がいます。
宇宙、地球、自然のすべてと一体になった自分がいます。
なにをしなくても、そのままで幸せな自分がいます。
いま、私たちの仲間が増えています。
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