LORANの日記
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昨日から強風が吹き、昨夜から雨。
今朝は、能登半島で大きな地震が発生しました。
天気はいつも変わるもの。
そうは思っていても、穏やかでない日は落ち着きません。
九十九里海岸は、大しけでした。
ゴーゴーと海鳴りが、絶え間なく響いています。
水平線から幾重にもなって押し寄せてくる波は、人などまったく
寄せ付けません。
大自然の猛威の前では、人は手も足も出ません。
地震、雷・・という言葉があるように、最も恐ろしいのは地震です。
自分が立つ地面が揺れるのですから、これ以上の衝撃はありません。
ただ地面が揺れるというのではなく、自分が立つ基盤が揺らぐという
恐怖心があるのでしょう。
その地面を寄りどころにしている、住宅、神社、仏閣や山までが
崩れてしまうのですから。
自分を受け入れてくれる自然を愛と信じていても、大荒れの天気や
大地震は私たちを突き放すように見えます。
ですから、かって人々は自然を畏怖していました。
自然は恵みを与えてくれる、とてもありがたい存在でした。
しかし一旦、大荒れになれば、人は小さくなって回復を待つばかりでした。
そこに自然や神に対する畏怖と謙虚さがありました。
いまや科学が発達し、自然を畏怖することが無くなりました。
自然は単なる現象に、格下げされました。
人の都合で、自然や神を格下げできるのでしょうか?
思い上がった人類は、自らを絶滅へ追い込んでいるように思えます。
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