LORANの日記
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2007年03月25日(日) 天気大荒れでした。


昨日から強風が吹き、昨夜から雨。

今朝は、能登半島で大きな地震が発生しました。


天気はいつも変わるもの。

そうは思っていても、穏やかでない日は落ち着きません。


九十九里海岸は、大しけでした。

ゴーゴーと海鳴りが、絶え間なく響いています。


水平線から幾重にもなって押し寄せてくる波は、人などまったく

寄せ付けません。

大自然の猛威の前では、人は手も足も出ません。


地震、雷・・という言葉があるように、最も恐ろしいのは地震です。


自分が立つ地面が揺れるのですから、これ以上の衝撃はありません。

ただ地面が揺れるというのではなく、自分が立つ基盤が揺らぐという

恐怖心があるのでしょう。


その地面を寄りどころにしている、住宅、神社、仏閣や山までが

崩れてしまうのですから。


自分を受け入れてくれる自然を愛と信じていても、大荒れの天気や

大地震は私たちを突き放すように見えます。


ですから、かって人々は自然を畏怖していました。

自然は恵みを与えてくれる、とてもありがたい存在でした。


しかし一旦、大荒れになれば、人は小さくなって回復を待つばかりでした。

そこに自然や神に対する畏怖と謙虚さがありました。


いまや科学が発達し、自然を畏怖することが無くなりました。

自然は単なる現象に、格下げされました。


人の都合で、自然や神を格下げできるのでしょうか?

思い上がった人類は、自らを絶滅へ追い込んでいるように思えます。



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