LORANの日記
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2004年08月05日(木) 「おなら」のお話

私たちは、自分を支配しているのは自分だと思っています。

自分がコントロールできなくなることがありませんか?

例えば、病気があります。怪我もあります。
こんなときは、自分が自分をコントロールできません。

それは仕方がないとしても、ほかにはありませんか?

気分が憂鬱だったり、落ち込んだりしたことはありませんか?
家族や恋人を失ったり、大きな損失をこうむったりしたときの虚脱感。
それから抜け出るには、多少の時間がかかるでしょう。


私たちを支配しているのは、自分だけではないことがわかります。

自分の感情が自分を支配していることがよくあります。

どちらかと言えば、感情に支配されている時の方が多いでしょう。
「キレル」とか「アタマヘキタ」といったとき、感情に支配されています。


感情はエネルギーですから溜まれば大きくなります。
感情が巨大化すれば、感情に支配されてしまいます。

怒りが人に刃物を持たせて、相手を殺してしまいます。 戦争がそうです。

悲しみが自分を殺してしまいます。 自殺がそうです。

不安が自分から希望を奪ってしまいます。 うつなどの病気がそうです。


感情は単なるエネルギーですから、放っておけば消えてしまいます。
まるで「おなら」のようだと、私は言っています。

しかし、感情を自分だと思っている人は、感情を手放すことができません。
臭い「おなら」を大切に抱きしめて生きています。

自分の「おなら」なのに、自分のせいにしないで「おイモ」をくれた人を恨みます。

「あの人がおイモをくれたせいで、こんなに臭い思いをしなければならない」と。

単に「おなら」を手放せば済むことなのに、「おなら」をかわいそうな自分と思っていますから、毎日「おならが臭い」と言って泣いて暮らしています。

笑い話のようですが、実際このとおりなのです。

うつなど精神的な症状は、すべてこの「おなら」の話の通りになっています。


もう、いい加減で「臭いおなら」と決別しましょう。

もっと楽しく人生を過ごしましょう。

過去を振り返らずに、未来を信じましょう。

そのためには、自分自身と周りのすべてに感謝しましょう。

心の底から感謝できたときに、「おなら」であるすべての感情は消えてしまいます。


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