LORANの日記
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今朝も早朝の海へ行ってきました。 風もなく、とても穏やかな日です。
私が瞑想する場所から、1kmほど東に大きな化学工場があります。 そこの高い煙突からモクモクとスゴイ量の煙が立ち上っています。
箱根連山と愛鷹連峰から上った朝日は、この凄まじい煙の向こうへ入ります。 朝日が煙から開放されるまで、しばらく時間がかかります。
この煙と朝日はとても象徴的に思われます。
煙は、産業革命以来の人類の文明や化学の発展を表しています。
朝日は、宇宙や自然の大きな愛の光を表しています。
煙に阻まれて朝日が見えないことは、私たちが享受している便利・快適という いろいろな商品やサービスが、私たちの目を曇らせていることを表しています。
私たちは便利・快適という麻薬に酔ってしまいました。
渡り鳥は自らの種(しゅ)を残すために、海を渡る命がけの試練を与え、弱い 個体をふるい落としています。
人類は「人情」などという卑劣な方法を考え出して、自らの種を弱体化させています。 「人情」は単なるセンチメンタリズムに過ぎません。自然界では通用しません。 「人情」と「愛」はまったく次元が異なるものです。
煙を減らすには、お金や物質万能主義への依存から脱却しなければなりません。
煙が消えて、朝日が私たちを大きな光で包んだとき、新しい世界が始まるでしょう。
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