LORANの日記
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2004年05月24日(月) 感情

感情とはなんでしょう?

この物質世界では、私たちは五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を使って自分の周囲の環境を知ります。
この五感で得たデータから、感情が湧いてきます。

感情には嬉しい、楽しいという「喜びの感情」と、悲しい、苦しいという「つらい感情」があります。

感情は自然に湧いてくるものですから、表現することは当然です。
しかし、世間では、感情を表現することを禁止する傾向にあります。
そのため、感情を溜めてしまって障害を起こす人が多くいます。

喜びの感情を止める人はいません。
つらい感情を溜めることが問題です。

感情を溜めていると、刺激を受けたときの反応が溜めた量に比例します。
ささいな言葉や態度に過剰な反応をする人がいますが、溜めた感情が原因です。

最も分かりやすい感情は「怒りの感情」です。
バカにされた怒りを溜めていた人は、バカにされたと思ったとき、溜めていた怒りの爆薬に引火します。逆上して相手を殺してしまうことさえあります。

「妬み(ねたみ)、嫉妬、恨み」もとても厄介な感情です。
中でも、「呪い(のろい)」は最も厄介な感情です。
「呪い」の感情など持っていないと思っている人がほとんどですが。

他人の幸せを素直に喜べないのは、他人に対する「呪い」があるからです。
週刊誌やテレビのワイドショーは「呪い」の人々で視聴率を稼いでいます。
優越感や劣等感は「呪い」の感情に起因しています。
こう考えると、ほとんどの人が「呪い」の感情を溜めていることに気づきます。

これらの感情を肯定していて仕方がないと思っている人は、感情に支配されている人です。
犬の散歩をするとき、犬に引き回されている人と同じです。

感情に支配されないことが、自分らしく生きる第一歩です。


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