LORANの日記
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2004年05月10日(月) 科学時代の後

17世紀半ばに産業革命が起こり、中世の宗教支配が終わりました。
それまでは天災も病気も悪魔の仕業とされていました。
数十万人が魔女とされて殺されました。まったく根拠の無い理由でした。

宗教支配からの開放は反動として神からの乖離(かいり)になりました。
自然や宇宙の運行は引力などのエネルギーによるもので、「神の手」ではなく
数学で証明されることになりました。
証明されるもののみが正しいという評価を受け、支持されることになりました。

20世紀は科学が花開いた時代でした。
科学の恩恵は商品の発明という形に結実しました。
電化製品や自動車、飛行機、宇宙ロケットなどが次々と発明され、生活は便利で快適になりました。

便利で快適なことはそれだけで良いことでした。
所得が増え、生活水準が高くなることは良いことでした。

20世紀末になると世界的な公害が問題になりました。
炭酸ガスや環境破壊、人口爆発、資源・エネルギーの枯渇などの問題が放置できない状態であると認識され始めました。
科学万能という神話はこれらの問題の発生で崩壊しました。

科学万能時代は終わりに近づいています。
欧米先進国では科学の粋を集めた原子力発電所を全面的に廃止する傾向にあります。

風力、太陽熱などによるスローな(自然にやさしい)発電に切り替えが始りました。
ごみの分別収集など、資源の再利用が進み始めました。

しばらくはこの傾向が続くと思われます。
科学と自然との妥協点を探ることになるでしょう。

その後は「意識」または「超意識」の時代になるでしょう。
高次元についての理解が深まり、モノやお金から脱却した意識による生活が実践されるでしょう。

意識が高い人が多くなり、高次元の存在とコンタクトがとれるようになるでしょう。
その結果、科学以上の「意識」・「超意識」が生まれ、今までとは全く違う科学になるでしょう。
「意識」が原子レベルの変化をもたらし、結合や融合、組換えができるようになるでしょう。

高次元エネルギーを利用することにより、資源やエネルギー問題、食料問題も解決するでしょう。
病気はその原因が解明されて病人がいなくなるでしょう。
戦争や対立は最早、存在しないでしょう。

そんな時代が迫っています。 


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