LORANの日記
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2004年04月23日(金) いろいろな人生

人の人生はいろいろです。
何事もなく人生を送る人もいれば、波乱万丈の人生の人もいます。
誰でも幸せな人生を送りたいと願っているのに、どうしてこのようになるのでしょう?

戦前の安田財閥の御曹司でありながら、内紛で市井(一般)の人となり、初の指笛のプロとなった方もいます。
明治の初めに渡航して、訳もわからずサインした契約書で奴隷に売られ、なんとか帰国してから総理大臣になり、紙幣にもなった高橋是清翁もいます。
「五体不満足」の著書で知られる乙武さんのように、生まれながらのハンディを持ちながら、それを跳ね返す人もいます。
パレスチナ解放戦線のアラファト氏は、乗っていた飛行機が墜落し、他の乗員は即死しましたが、彼だけは奇跡的に軽傷で助かりました。

家庭内災害という風呂や階段の事故で、毎年何万人もの人が亡くなります。
自殺者数は33,000人を超しています。簡単に死ぬこともできます。

一方で、死線を何度も潜ってきて、殺しても死なないと思われる人もいます。

このような違いは、生まれてくる前の人生の設定にあるように思います。
今回の人生で「これだけは実現する」と決めてきた人は、どのような人生を送ろうと必ず設定した目標の方向へハンドルをきるのでしょう。

たとえ、どのような困難があろうとも、それをクリアするだけのパワーと手助けがあるのでしょう。
それで何度も死線を越えて、目標をクリアできるまで突進できるのだと思います。

そのような強い意志で決めなかった人は、何事もなく幸せな人生を送ることも可能なのかもしれませんが、自分ではどう設定してきたかを知ることはできません。

自分の決めた本来の方向へ進路を向けるように、何度も修正の警告が届きます。
それでも警告を無視し続ければ、突然、健康を損ねて大病になったり、事故に遭ったり、勤務している会社が倒産したりします。
すべてを失うような大きな損失に遭うこともあります。

しかし、今まではどんなに努力してもうまくいかなっかたのに、すべてを失ってから、順風満帆にうまくいきだしたりします。
これは、進路が決めてきた方向になったからなのでしょう。
逆風ではいかに努力しても、途中で力尽きてしまいます。

人には平等にチャンスがあると思います。
目標を実現できるか、否かは、進路設定と自分の目標が一致しているか、どうかにかかっています。






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