昔のことを
いきなり思い出した
全然普段は忘れちゃってるようなこと













たとえば
バカな盛りのついた小娘時代に
大人に言われた言葉
とか




ヨーロッパの最後の家で
夜中に裸足でテラスにこっそり出て
この世で一番美味しい煙草を飲みながら
木立の間から空港の灯りと星と離着陸する飛行機を
見てたこととか





毎日今ならうんざりしそうな混み合った電車に
わくわくしながら乗り込んで通った高校の制服とか








お城の一室みたいな真白い綺麗なお気に入りの家から
赤くて大きな橋のかかった谷の向こう側に
移動遊園地の観覧車が廻ってた夜とか











GUCCIのENVY MEの匂いは普段使いじゃなくて
多分私にとって
エキサイティングな想い出で
大事な旅行の記憶の匂いで





私は例えば今事故に遭って死んでも
幸せな人生だと思った。




















そうだよ
コウジ。







全然合わないよ




私は我儘も主張も我慢できないし
する気もないし
私のことなんてはいはいって飼い慣らしてくれる人の
膝の上できゃーきゃー言い続けてたいだけだよ








同年代には
大体手に負えないとか
力不足だからとか
言われたけど
多分私は彼らの形成途中のプライドを
ぐだぐだに片づけてあげちゃって
そこで耐えられなくなった人と
別離を選択してた気がする。。。






私如き小娘にびくともしない人が
甘やかしてくれるのが一番心地よいのかも






目の前に面白そうな男の子がいると
すぐにそれを忘れちゃうところが問題だよなあ

冷静になったときには
飽き始めるのに















惚れっぽすぎるだけだろう
と
思うけど

「冷静？」って聞かれた時に
すっごい時めいた。
射抜かれた痛みで冷静になった感じ？



この人は私くらいで揺れない！！





















人間は補完本能があると思う。

自分にないものを持ってる人に惹かれるとか。
学習欲とか。








誰もがそうなのか
普通はそうじゃないのか
保守願望と破壊願望が両方あって
枠に収まりたがるくせに
自分で決めた枠がうざくなっちゃう
それって只のバカ？子供？

でも仕事が落ちついてそういうアイデンティティは
着々と築いていけるって安心したから
恋愛まで落ち着いてたら
極端な話もう人生終わってもいいじゃんと
思う。







私将来子供産みたいんだ
その前に結婚したいし
そしたら子供産む前に
旦那さんと一緒に色んなところへ
旅行したいんだ


よく考えて結婚するよ
子供産むこと考えるから
一生添い遂げる覚悟決めるよ

だから
独身時代にできることとか
独身時代しかできないこととか
やりきって
未練残さず結婚するよ

誰も結婚してくれなかったら
そのとき悩むよ。。。






長い長い冬眠から覚めた





安定望んでどうすんの
私まだ覚悟決めるほど成熟してないよ

risa ｜MAIL