2005年02月18日(金) |
Плющенкоさん おめでとうございます |
こんなにもミスなく滑れる選手がいないってことは このリンクがクソリンクな 気がするのはわたしだけでしょうか?
ぷるしぇんこや日本人選手についてのレビューは 他のサイトをみていただくとして わたしが男子で1番良い演技をした思うのは11位にはいった イリヤ・クリムキンさんです。
クリムキンさんはアキレス腱の手術でしばらく競技生活を休んでいました。 今期久々に登場したクリムキンさんをみてわたしは言葉を失いました。 25歳とは思えないほうど、毛髪が後退しています・・・。 わたしに言われたたくないかと思いますが、 なんだか胴回りがたくましくなっている・・・。 男子フィギュア選手には珍しい風貌となってしまい 欧州選手権でもぱっとしない演技でした。 五輪切符を獲得、初出場となりましたが ショートプログラムを終わって18位。 うーん。このまま引退なのかなぁとさえ思いました。
しかし。
フリーでのクリムキンさんは違いました。 ほかの選手にはない、おやじ臭さと哀愁が入り混じる演技をみせたクリムキンさん。 ちょっと感動しました(大照)。 もちろん細かいミスはあり完璧な演技ではなかったし、オリジナル技のイーグルでコケてしまうという大照な場面もあり、点数はのびませんでした。 それでもフリーで10位にはいり総合は11位となりました。 同じおやじとして、こんなにうれしいことはありません。
さて、一方、ジョニー・ウィアー君ですが リンクへいくバスに乗り遅れ、タクシーで会場にむかったそうです。 バスの時刻表が変更になったことに気がつかなかったらしい。 あわてて着替えてすぐ本番となりました。 本番でのジョニー君は前髪おろしていたので、 あーこの曲のときは前髪おろすっていうこだわりがあるのねと勝手に思っていましたが、 ひょっとしてセットする時間がなかったのでは(泣) ジョニー君はリンクに降りたときの表情でこの日の「でき」がわかる選手です。 イヤな予感は的中。 わたしの忠告をきかず(←何様)、4回転の準備をしてきました。 しかしその4回転がなぜか2回転アクセルになってしまい その後また2回転アクセルをとんでしまい、ジャンプの順番がぐちゃぐちゃになってしまいました。 新ルールではジャンプは8回まで。 同じ種類の3回転以上のジャンプは2回までしかとぶことができません。 頭がぐるぐるになったジョニー君は 6個しかジャンプを飛ぶことができませんでした。 コンビジャンプが1個だけというのはやはり痛い。 今回の順位は妥当だと思います。
「バスを逃して、メダルも逃す」
という記事があちらで書かれていたようですが わたしから心をこめた座布団を1枚差し上げたいと思います。
表彰式ではオドレイ・トトウ激似のステファン・ランビエールさん(銀メダル)が号泣されていたようで 盛り上がりにかけた男子シングルに花を添えて終了となりました。
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