嗚呼、そう、何だか二重人格者にでもなった気分。否、違うな。抑え込んでいた何かが今にも爆発しそうな感じ。私が抑えていた何かを暴発させてしまうというのだから、其れは私ではない。私ではない、誰か。其れが私を司り支配しようとしている、人格の一つ。傍観しようとしているのも、人格の一つ。そういう、分裂ではなくて、各部分の誇張されたもの。そういう奴。 嗚呼、もう、誰だよ。私を壊そうと躍起になっている奴は。