長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2005年07月25日(月) 我武者羅

 反動ってあるんだと思う。
 抑圧された反動。時々、無謀に暴れてみたくなったり、無意味に大泣きしてみたくなったり、する。そうして、相談したいと思ったときに限ってあの人は私の全てを突き放してくるので、私は酷く混乱する。そういう後はいくらガムを噛んだところで私の感情が収まることはない。ただただ、咽喉や心臓の辺りをぎゅっと握り、掴み、捻り、抉り出すように、指先に力を入れることしかできない。爪が喰い込むほどに肌は赤く腫れ上がったり血が滲み出たりはするけれども、痛みは然程無い。反動に対する、麻痺。
 どれほど感情や触覚が麻痺しようとも、絶対に麻痺しないのが寒さを司る冷覚。夏冬の季節に関らず、冷暖房の有無に関わらず、或いは周囲の環境にも一切関知せずに、実際の温度ですらもお構い無しに、この感覚だけは律儀に働き続けている。薄ら寒さが私の感覚から消えることは無い。
 嗚呼、もう。試験勉強は集中出来ないし。自分が何を遣りたかったのかも解らなくなりかけて。生きている意味とか、如何に生きるべきかとか、如何でも良いと思い始めている。地下鉄の先頭車輛見ては飛び込みたくもなるよ。他人の迷惑とか、考えている余裕なんて皆無だ。










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