剃刀は鋭過ぎて、針では鈍過ぎる。中間の痛みを欲しいと、望むこともある。
季節に関係無く眼球が乾燥する、だからよく眼を擦る、だからマスカラはしない。 季節に関係無く皮膚も乾燥する、だからローションやらスキンミルクやらを全身に塗る。 目薬は欠かせない、リップクリームも欠かせない、常に乾燥しているから。 化粧の印象で真面目さの度合いを測るのは間違っていると思う、印象は大切だけれど。 遊んでいる暇は無い、遊ぶということが何を意味するのかは知らないけれど。 ストレスは溜まる、多分人並みくらいには、でも人並みがどのくらいなのかは知らない。 ストレスの発散方法が遊ぶことであるとは思わない、寧ろのんびりまったりしたいと思う。 のんびりまったりが優雅であるとは限らない、もっと毒々しいかも知れない。 遊ばない、だから頭が良いとは思わない、第一、頭が良いということの基準がわからない。 初対面の人に「頭良さそうだね」と言われることに一番腹が立つ、だから何が基準よ、と。 既知の人に「頭良いね」と言われるのも好きじゃない、だから基準は何よ、と。 反面「賢い」とか「聡明」とか、そういう言葉は好き、「狡賢い」や「小賢しい」も悪くない。 機知に富んでいたい、或いは要領よく在りたいとは思う、其れは一つの理想だ。
嗚呼、何だか非常に苛立っている。
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