長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2005年03月25日(金)

 国外逃亡記は思い付いた侭書いていければまあ良いかしら、と思っていたので順番なんか、無いです。適当です。思いついたことから書き綴ってます。なので突然話題が遡ることもある、かも。

 でっかいおはなし(大きい、広い、甚だしい、等々含む)
 私が四週間だけ滞在した北米大陸南西部太平洋岸港湾都市にはたくさんのでっかいものが、ありました。以前書いた二連バスも、でっかいものの一つ。
 ショッピングモール。面積自体がでっかいです。駐車場もでっかいです。食料品。牛乳4リットル。アイスクリームも4リットル。缶ジュースは355ml。ペットボトルは591ml。瓶になると753ml。買物時のカートの大きさは日本の3から4倍。人参はちょうど手首から肘までくらいの長さ、太さ。さすがにキャベツの大きさは日本と同じくらい。サ○ンラップ、アルミホイル、クッキングペーパーなどはロールにした直径が15cm以上。重くて片手では持てません。使いにくくないのかしら。でもでっかい方が convenient らしいです。
 極め付け。図書館。大学図書館、市立図書館、両方とも七階建て! 床面積は……滅茶苦茶でっかい。私の通う大学図書館の四倍以上の床面積、と私は見たけれど。市立図書館は更に大きかったように、思う。あなおそろしや。一体如何遣ってシェルフリーディングしているのかしら、と思案しました。


 他にもまだまだでっかいものは在った気がするのだけれど、取り敢えず今日は此処までで。
 ところで私は此の国外逃亡に四冊の本を持っていった。飛行機や、バス待ち時間や、夜寝る前に暇だったら読む為に。ある意味ではとても癖のある小説三冊と、考えさせられるけれど穏やかになれるエッセイ一冊。エッセイに関しては帰国までに二度、通読した。私の好きな児童文学作家さんのもので、書店で見た瞬間に衝動買いしたもの。そうして国外逃亡の折には絶対に持って行こうとずっと考えていたもの。きっとこの本は役に立つ、そんな漠然とした感覚。別に英文レポートを書く為の資料になるわけではないし、コミュニケーションの助けになるとも思っていなかったけれど。私の中で、様々な事柄を整理する為には役立つと、思って。実際に此のエッセイが役立ったかどうかは兎も角、否、多分何らかの形で役立ったのだと私は思っているのだけれど、兎に角、私は此の作家さんの作品に出会ってから(初めて出会ったのは高校二年だった気がする)色々と、嗚呼こういう穏やかさも有りだなぁと、思うようになった切っ掛けを得たのだ。一方では退廃的なものを好みつつ。一方では安穏としたものを望みつつ。両面価値だけれど、きっと矛盾ではないと思えるようになった、其の切っ掛け。










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