長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2005年03月21日(月)

 いつからか(多分去年の夏辺りからなのだろうけれど)旅行好きになって、というか旅行好きであることに気付いて、学生特有の夏と春の長い休暇中には何処かへ行きたい、と思うようになっている。或る意味では、多分危険思考。然しまあ「今しか出来ないこと」だと思うので、諦めも多少含みつつ。今年の夏は是非とも愛知に、万博を見に、行きたいなぁと考えている。貯金せねば、とも思っている。

 椅子のおはなし
 日本の椅子って低いよね?――と、言いたくなるほどに、私が四週間だけ滞在した北米大陸南西部太平洋岸港湾都市の椅子は高かったのです。本当に。日本人の足(寧ろ私の足)ってこんなに短いの?……と疑うほどに、全ての椅子が高いのです。バスの座席とか、食卓用の椅子とか、学校の椅子とか、兎に角全てにおいてです。ちょっとした「かるちゃーしょっく」でした。きっと欧米諸国は全てそうなのでしょうね。行ったこと無いので判りませんが。
 日本人は椅子に深く腰掛けることが多いそうです。向こうの人は浅く腰掛けて背は確り背凭れに凭れて足を前に投げ出す人が多かったように思います。……学生ばかり乗っているバスに毎日乗ったからそういう偏見を持ってしまったのかも知れませんが。兎に角、そういうことです。最初は「椅子高い!」と思っていたのですが。帰国して、自宅の或る椅子に座ろうとしたときのことですが どすっ と、まあ、其処にあると思っていた椅子が無くて危うく転げ落ち掛けたと言いましょうか、そういう状況になって更に「かるちゃーしょっく」でした。
 慣れって恐ろしいです。


 最近、何か書きたいなぁと思いつつ一向に設定が定まらないので、苦手な短編に挑戦しがてらつらつらと他愛無い一説文章のようなものを纏めて物語らしきものに仕立て上げようとしている。実はエッセイの類は大好きなので一度書いてみたいのだけれど、難しいので断念している。今年は時間が余っている(予定)なので、沢山遣りたいことをこなしていきたいな、と。思いつつ、達成できるかどうかは不明。










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