長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年11月20日(土)

 ……また一週間か。此の期間に、一番驚いているのは私自身だ。

 漸く、来年度のゼミに関して一段落した。先生の許可が下りたので、ゼミはH.O.先生。現二年生が四人、現三年生が四人、計八人のゼミ。今年は(多分)十五人だったので、随分遣り易くなるのだろう。

 最近、忙しさか疲れか知らないが、夜オンラインになるのが面倒になっている。だから、此処も書けないわけなのだけれど。今はと言えば、学校から書いている。勿論、之から授業。……授業中とも言う。今日帰宅してオンラインになるか如何かは解らないから、取り敢えず今書いているという状況。土曜2限は、暇だ。
 大学の講義や、講座、それから英会話と図書館のアルバイトと家庭教師は、休む事無く必ず出ている。其れ以外は、無気力。可能ならばずっとベッドの上で誰にも邪魔されずに眠っていたいと思う。今は、何かを始めようと考えることさえ、億劫で仕方が無い。
 とは言いつつも遣らなければならないことは相変わらず山積みで――ゼミが決定したので、今度は春期休業中の語学研修の申し込みに追われている。……行ってしまえば如何にか なる/する のだろうけれど、準備するのは怠惰だ。

 ――眠い。眠りたい。

 或る一つの思想に対して――或る一個人の考えに対して、他者が口を挟む隙間は無い。少なくとも裡に在る限りは誰の眼にも留まらない。危険思想を排除するだけなら、民主化だとか平等性だとか、説かなければ良いのに。
 境界線を考える。何処から何処までが自分の領域なのか、何処までが安全領域で何処からが危険領域なのか、何処からが踏み込んではいけない領域なのか。其のようなこと。考えれば考えるほど、内側に閉じ篭りたくなる。
 秋学期が始まってからはずっと忙しかったから、本当に、冬休み中は引き篭もっていたい。

 霜月も後十日で終わるかと思うと、月日の流れるのは本当に早いと感じる。其れでも、冬休みまでの残り数週間が長いと感じる。雪が積もれば一層、其のように感じるのかも知れない。










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