長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年09月13日(月)

 小旅行から帰って来る。

 金沢と、東京と。旅行程四泊五日。
 一番花の無い時期外れも良いところの季節に訪れた金沢は、日本三大庭園とは信じられないほど花の無い(時期が時期なので当たり前なのだけれど)兼六園が雨に濡れていた。鍵忘れても傘忘れるな。そう言う程に雨が降るらしい金沢。まあ、雨に濡れる黒い瓦屋根は情緒的だったけれど。風情、と言うのかしら。札幌には、ああいう景観は無いから。茶屋街は、本当に街並みが美しくて。素直に素敵だったと思う。

 初めての旅行で、初めての一人旅で、不安が無かったと言えば嘘になるけれど。自分で計画を立てて、勿論自分でお金を支払って、ということを遣っていると、経験して良かったと思う。切に。

 観光では初めて訪れた東京。とても、面白かった。東京と言ったって凄く広いわけで、札幌の中心部みたいに碁盤の目状になっているわけでも無いので、一人ではきっとずっと、迷うだけ迷って地図と格闘するだけで終わったと思うけれど。良いところに案内して頂いた。


 考えたい事が、沢山ある。だから暫くは旅行ネタが続くかも知れない。
 旅行ネタ、とは言うものの、多分旅行其の物には触れないけれど。
 旅行中に考えたこと、思ったこと、そして帰宅して思考したこと。










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