長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年08月22日(日)

 昨日と今日は久々に図書館のアルバイト。疲労困憊。


 私は、年上に憧れる傾向があるのだけれど。実年齢もそうだけれど、精神年齢というか、性格的に「大人」に憧れる。
 其れは同時に、同属嫌悪、でもある。

 何と無く、自分と似たような雰囲気を持つ自分より年下の子と、私は馴れ合いたくない。馴れ合わない。特別な理由なんか無い。だから、同属嫌悪。
 何と無く、自分と似たような雰囲気を持つ自分より年上の人を、私は嫌悪する。同時に、多少の憧れを抱く。其れは理想でもある。理想ではあるのだけれど、嫌悪する。

 丁度、図書館の学生アルバイトの中に、此の、条件に当てはまるような先輩が居る。Iさん(仮)。現在四年生。私より二つ年上。

 憧れは只の憧れでしかなくて、其れ以上でも以下でも無い。夢は摑むことが出来るかも知れないけれど、憧れは、如何にもならない。
 嫌悪は、其れ以上に如何にもならない。好きや嫌いに理由があるの、とかいう月並みな台詞以上に、嫌悪感こそ、如何にもならない。気が合う合わない以前の問題で、気が合おうが合うまいが、嫌悪は嫌悪として別次元に存在している。

 図書館のアルバイトって流れ作業が多い上に快適な環境なものだから、仕事中は物凄く眠くなる。でも、Iさんと一緒の勤務時は、私は眠気なんか吹っ飛ぶ。緊張する。良い意味じゃなくて、悪い意味での緊張。だから仕事が終わって帰宅すれば私は弛緩する。其の緊張と弛緩の差は、疲労の種でしかない。


 其れよりも何よりも、Iさんには全く非が無いわけで、私は自己嫌悪に陥る。そこで疲労の種は芽を出すのだ。










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