会わなくて良かった。きっと、笑えなかった。否、逆かな、不自然過ぎるほど笑ったかも。擦れ違ったと聞いて安堵した。顔を合わせなくて良かった。同じ事を二度繰り返すほど、私は愚かじゃない。
風邪か知れないけど、頭痛と、異常に眼が痛い。乾燥して充血。目薬さした十秒後には乾ききっている。ディスプレイを見ていると余計に眼が痛くなる、が、週末はレポートを遣らねばなるまい。嫌でも画面と向かい合う。……情報処理から開放されただけでも良しとするべきか。
語る。正確には、語り合う。期間外試験は90分授業のうち60分で試験を遣るので30分余る。拘束されないので時間的には自由。余った時間に偶然友人と出逢えば、語る。 人生観について? そんな大層なものではなく、日常的なレヴェルの。好き勝手なことを言えるのは、何も知らないからだろう。不知。きっと、之から知れること。知った後、同じ会話が成立するかしら。 自分自身の持つ語彙の少なさに苛立つ。言葉なんて、コミュニケーションの一手段でしかないのだという事は解っている。言葉は、感情を表現する為の道具じゃない。寧ろ、嘘を吐く為には有効な手段。嘘は、言葉でしか吐けない。
何時からか安定していたのに、何時からか不安定な日が続いている。凶兆じゃないことを祈ることしか、今の私には出来ない。
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