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2007年03月23日(金)    自殺

アレな話題が続いて申し訳ないです。
重いのは書きにくいので、いつか書こうと思いつつも書かないまま。
でも、勢いで書くぜ。
まとまんなかったらすみません。

若者の自殺のニュースが絶えない今日この頃。
若者ばっかりクローズアップされますけども、若い者でなくとも、自殺はしてはいかんよ。
というのは、まぁ本音ではありますけども、本当は、自殺は選択の一つであるとも、個人的に思ってまする。
今のところ、誰にも言ったことがないんですけど、私は自死遺族です。
極めて近しい親族を、自殺で亡くしています。
もう20年くらい前、私は小学生の低学年だったから、その人のことも、ほとんど覚えてないんだけど。
そんなわけで、20年間、覚えてないような私はともかく、私の両親は、本当に苦しかったと思うから、というか今も苦しんでいると思うので、自殺は、その人の最後の選択だったんだから、尊重してあげたい、と、思うしかない。

20年間におこった、我が家の話を書こうとは思わないけど、何度も、両親を心療内科に連れて行こうかと思ったし、そういう両親を負担に感じて、私自身も一瞬おかしくなりかけたときもあったよ。
10年くらいは、学校から帰ると、母親が泣いたり喚いたり包丁振り回したりしてない日が少ないくらいだったから、高校のときは、本当に家に帰りたくなかった。
自殺というのは、苦しさから解放される代わりに、その苦しさを、遺した誰かに、肩代わりさせる行為なんだと思います。
死んだらおしまい、てわけじゃない。

自殺を選ぶなんて、本当に、究極の選択だと思う。
それくらい、苦しくて、それを選ぶんであろう。
でも。
もし、世の中に、今、自分が感じてる苦しさを肩代わりさせられない、と思える人が一人でもいるなら、自殺はしてはいけないと思う。
それで、死ぬ前に、その人に、一度で良いから、手を伸ばしてみて欲しいです。
最後の選択は、それからでも、良いじゃろ。



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