バルラハ展/夢・理念・目標/靴/女子フィギュア - 2006年02月24日(金) 春で日が長くなりました。 6時頃まで明るく、霞み棚引く山の端(は)がきれいに見えます。 空の色が、本当に綺麗です。 ++ 荒川静香選手の金メダルフリーは、しなやかでとても素敵でした。ほんと身体が柔らかい方だなあと。他のメダル候補が緊張している中、とても柔らかく、優雅でしたね。涙がでてしまいました。 言葉が悪いですが、小娘には負けないぜ、って感じですね。 ++ さて、通販で頼んでいた疲れないタイプのパンプスをようやく受け取ることができました。ナースシューズは持っていますが(実際、5年生もドクターもナースシューズはいている人も結構いる)、授業で聴くところでは、注射針などを落としても怪我しなくても済むよう、つま先まで覆われているのが良いと習ったので、軽くて疲れないタイプのものを注文していたのです。 山羊革を使っているため、革がとてもやわらかくて、しなやかで、軽いのと、合成底(耐久性はともかく、病院の中で履くつもり)なので足音が響かなくて済むので、嬉しいです。早速試着してみましたが、いいですねえ。。周りにも勧めたい履き心地です(いくらでも代理で注文して差し上げます。笑) 実際、オスキーの練習の時、クラスメートで履いてる人を見ましたから、隠れたヒット商品なんだと思います。 ++ さて、友人とドイツ表現主義の彫刻家の バルラハ展を見に行きました。 http://www.asahi.com/event/TKY200601250258.html 「苦行者」や「裁判にかけられた魔女」の木彫り彫刻が素晴しい。 作品の中に、キリストや聖マリアを思わせる精神性があり、魔女はマリアさまにしか見えませんでした。 京都のあと、東京、山梨、と巡回。 ++ そのあと、友人からいろいろと良い話を聞かせてもらいました。 患者さま訪問の話。 クラスメートの将来への希望。 ああ、10年後、20年後が楽しみだなあ、と思うと同時に (クラスの誰かがWHO日本人職員になってバリバリと切り盛りしている姿を 想像)、 夢と理念があって、そのための目標がきちんと立てられて、 それを実行するだけの知力と行動力がある、 素晴しいことだと改めて思いました。 同時に、10年後の私は何をしている? 考えるだにゾッとしました。 本当に、恥ずかしいくらい昨今の私は自分の生活に溺れ (優先順位が試験、バイト、休息、趣味という順番になっており、 将来のためへの投資を何もしていない) 馬齢を重ねながらも理念も夢も目標もない。 理念なき構造改革、じゃないけれど、 理念なき疾走と徐行。 生活のためのバイトをして、時々父を気遣っている素振りをみせて、そして趣味にいそしむ。 数年前に実行した目標は、医学部に入学することだったけれど、 そのあと何をしているのだろう。 今から叶えられる理念ってなんだろう? 今から実現できる目標はなんだろう? 自分にとって可能なことは。。 突き詰めれば、日々を生きることから全てが始るのでしょう。 そして、同じ一瞬を、ネットサーフィンして何となく潰すのか、 何か明確に意思を持って考えているのか、 その差が出てくるのでしょう。 今できる最高のことはなんだろう? 友人が、譬えだけど、と前置きして 「せめて歌って踊れる医者になる」というようなことを言っていました。 そう、せめて、一芸ある医療者でありたい、と思うのでした。 まとまりない駄文に、お付き合いありがとうございました。 -
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