ハンガリーで医学生? - 2006年02月22日(水) 昼間、調子が悪くて爆睡してました(><) さて、記事でびっくりするものが。 日本人の医学部希望の若人に、おいでおいでしている国があるというのである! ▼ハンガリーに来たれ医学生 学費格安、選抜は熱意重視 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000027-kyodo-soci なんと「日本からの留学生約30人を受け入れることになった」と言うから、驚きだ。 しかし、魅力的だなあ。。卒後のことはさておいて。 でも、一歩引いて考えると、どうして日本からの留学生を積極的に受け入れるんだろう?まずEUから、という手があると思うけれど、これはそれぞれ自国に行く傾向があるのかな? japan moneyという外貨目当て? それとも、今は東西ヨーロッパという概念は消えてしまったけれど、かつての東欧では医師の地位が低く(たとえが非常に悪く申し訳ないのだけれど、女性が多く、収入も低くて、日本で言うところの看護師さんのような感じだと、聞いたことがある)、余り人気がないから、呼び入れようとしているのだろうか?(上記の記事および、ちょろっとネットを見た限りでは、背景がよく分からなかった) ただ、「社会主義時代のハンガリーは、いわゆる社会主義兄弟国、アラブ、第三世界圏から毎年、医学留学生を受け入れていた。費用負担や政治体制上の問題から、英米や西独への派遣が困難な場合、それに近い医療の進んだ国としてハンガリーが選ばれていたのである。政治体制が変わった今日でさえ、途上国からの医学留学は続いている。」 とのことで、元来、医学部に占める外国人の割合は高かったのかもしれない。 (参考) http://www.japhun.com/event/syohyo0305.htm (参考) ▼ハンガリーの医学部 http://caems.main.jp/hungary.htm 6年次はアメリカで研修可能、という大学や学士編入を積極的に受け入れ、という大学もあったりして、いいじゃん?ハンガリアン・メディカルスクール。 ++ それからニュースで言っていたのですが、、 家族を介護している人は4人に1人が鬱病、 高齢者介護をしている人は3人に1人が死にたいと思う(希死念慮あり)、だそうです。 今も、「介護疲れ」というのは決して死語にはなっていないけれど、少なくとも介護保険でヘルパーさんを頼みやすくなったのはとてもいいことなんだと思う。 糖尿病の患者さんも、食事療法のストレスなどから10人に1人が欝。病気はそのものがストレスですものね。。(><) やはり、状況が辛いと、誰だって欝になりうるし、欝になりやすい。 人間は弱く脆い面がある、ということを前提に、仕組みを作ったりしていかないと仕方ないという気がしてます。 ++ 更に補足。 「ハンガリーの医師減少の傾向 医師を含めた医療分野で、長年人手不足が指摘されていたが、EU加盟に伴いその傾向が一層高まる傾向になるもよう。2001年の調査では医師の現在の平均年齢は45才以上。三万人の医師の中で60才以上は6000人。新卒は2500人が研修医師として働き始めたが現在、その3分の1が病院に勤務せず、一般病院にくらべて待遇が格段に良い製薬会社の派遣医師として働いている。医師協会には週5〜10人前後の医師がEU加盟国での就職などを相談。若い医師がこの5年以内に大幅に減少することが予想される。」 http://www.japhun.com/news/newsdigest0407.htm でしょうなあ。。 EU諸国での共通免許になれば、 より稼ぎのよい北欧、イギリスを目指すでしょうから。。 かといって、日本人を沢山留学生として受け入れたところで、卒後定着してくれるのか、という疑問が残りますが。。 -
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