2015年12月18日(金) |
産経新聞前ソウル支局長に無罪判決 |
日経(H27.12.18)社会面で、韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つける記事を書いたとして在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長について、ソウル中央地裁は無罪を言い渡したと報じていた。
ところで、この判決の冒頭、裁判長は、韓国外務省から提出されたという「日韓関係改善の流れを鑑み、日本側の意向に配慮してほしい」という要請文を読み上げたそうである。
韓国の刑事訴訟制度は知らないので、推測になるが、裁判官が読み上げた行為は、訴訟法上は、何の意味もない行為になると思われる。
そのような訴訟法上無意味な行為を裁判官がなぜしたのかは不明であり、よく分からないというしかない。
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弁護士 土居範行
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