2015年11月05日(木) |
製品に瑕疵がある可能性があるのに、そのまま出荷していいのか |
日経(H27.11.5)3面で、エアバッグメーカーであるタカタの主要取引先のホンダが、タカタ製エアバッグ部品の採用中止を表明したという記事が載っていた。
ホンダに出した性能評価で不適切なデータが見つかったことが原因のようである。
アメリカでは、運輸当局への情報提供が遅れたことへの制裁として、7千万ドルの制裁金が課されている。
タカタはグローバル企業と思っていたが、実際の対応は泥縄的であり、会社の危機管理がきちんとできていないように思われる。
そもそも異常破裂の原因が不明なのであるのだから、今後出荷する製品にも瑕疵がある可能性がある。
しかも、その瑕疵によって人の死亡という重大事故が発生しているのである。
そうであるのに、そのまま製造・出荷していいのかと思うのだが。
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