2015年08月11日(火) |
警察官がDV被害者の施設を漏らす |
日経(H27.8.11)夕刊で、大阪府警の警察官が、DVの被害者を保護している施設の所在地を加害者に漏らしたため活動ができなくなったとして、施設を運営するNPO法人代表が、府に施設の移転先確保や慰謝料などを求める調停を大阪簡裁に申し立てたという記事が載っていた。
加害者が警察署に訪れた際、応対した署員が施設の住所などが記載した書類を机の上に置いたまま部屋を離れ、その間に加害者が書類を見たようである。
DVの被害者は非常にナーバスになっており、それに寄り添う気持ちが大事である。
加害者を前にして、書類を放置したまま席を離れられるのは、そのような寄り添う気持ちがないからなのだろう。
DVに関わる関係者は心すべき問題といえる。
|