| 2009年01月21日(水) |
死刑に対するマスコミの論調 |
日経(H21.1.21)社会面に、闇サイト殺人事件で検察側が死刑を求刑し、被害者の母が「望んでいた通り」と述べたと報じていた。
同じ社会面には、江東区の女性殺害事件で、被害者の母が「被告人を死刑にして」と証言したとも報じていた。
理由もなく娘を殺害された親としては、被告人に死刑を望むことは当り前である。その気持ちを否定する気持ちはまったくない。
世間の感情も同じであり、それゆえ日本において死刑制度を廃止することは難しいと思う。
ただ、死刑というのは、被告人の更生の道を国家が奪うのだから、最終的な手段のはずであり、そのような逡巡の中で死刑の判断がなされるべきであろう。
ところが、最近のマスコミの論調には、死刑に対する逡巡がなくなってきているように感じる。
その点が気になる。
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