今日の日経を題材に法律問題をコメント

2008年11月12日(水) 控訴審では1審の判断の尊重を

 日経(H20.11.12)1面で、最高裁は、裁判員制度において、控訴審では1審の判断を尊重すべきという研究報告をまとめたと報じていた。


 控訴審は裁判員制度ではなく、職業裁判官だけの裁判である。


 そのため、控訴審で従来どおりの基準で裁判を行うと、裁判員制度は意義は薄れてしまう懸念があった。


 これについて最高裁は、1審判決を破棄するのは、「1審判決が明らかに不合理な場合に限るべき」とした。


 「明らかに不合理な場合」などあまりないだろうから、今後は1審の判断はほとんど覆らないことになるかもしれない。


 そうすると、1審の審理がますます重要になってくる。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->