| 2008年10月17日(金) |
相撲八百長疑惑の名誉毀損事件 |
日経(H20.10.17)社会面で、相撲八百長疑惑の記事に対する名誉毀損事件で、昨日は北の湖前理事長が出廷して、「八百長はない」と証言したと報じていた。
昨日は東京地裁の前に報道陣が大勢集まり、法廷ウォッチャーで有名な人もマスコミに囲まれて取材されていた。
この裁判で問題になっている記事はいくつかあるが、その一つは1975年春場所で北の湖と初代貴ノ花との取り組みが八百長であると書いた点である。
したがって、その取り組みが八百長かどうかをどこまで取材したかがポイントになる。
最近、元若ノ鵬が八百長をしたことを認め、この裁判でも証人として証言する予定とのことである。
しかし、1975年の取り組みについての証言ではないし、元若ノ鵬に取材して記事を書いたわけではないだろうから、証拠としてはかなり間接的である。
また、昨日の午前中の法廷で、元小結板井が、北の湖と八百長したことを認めており、これは北の湖が八百長をしたことがあるという意味では重要な証言である。
ただ、1975年の北の湖と初代貴ノ花との取り組みが八百長であったということの直接的な証拠ではない。
他方、ライターは、八百長の話は、貴ノ花の元妻である花田憲子さんから聞いたと証言したそうである。
そのため、花田憲子さんの証言が決定的に重要になってくる。
ところが、花田憲子さんは出廷せず、講談社側は証人申請を取り下げたようである。
そうすると、他にどのように証拠があるのか分からないが、報道を見る限りでは、講談社側の証拠不十分で敗訴となる可能性の方が高いのではないだろうか。
もっとも、この訴訟でどちらが失うものが多かったかは別の話である。
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