今日の日経を題材に法律問題をコメント

2008年08月25日(月) 英米法はルールが曖昧なのか

 日経(H20.8.25)5面に、トロンで有名な坂村教授が、「産業発展のために、大陸法系から英米法系に変えよ」というインタビュー記事が載っていた。


 坂村教授は、

「大陸法は緻密ではあるが、産業界の変化についていけない。」

「英米法は、法律ではあいまいなルールを定めておき、問題が起きたら裁判所が判断してルール化していく。」

「日本でも英米法導入を明確に宣言すべきである。」

と述べていた。


 確かに、産業界の変化に法律が十分ついていけてないという面はある。


 しかし、それは大陸法と英米法の問題なのだろうか。


 「英米法の法律はあいまい」というが、アメリカ法の条文を読むと、法体系ということは重視していないが、規定自体は結構細かい。


 しかも、日本でも最近はどんどん法改正されており、その際、アメリカ法は随分参考にしており、大陸法、英米法ということを意識しているとは思われない。


 もっとも、裁判官の頭が保守的であり、新しいビジネスに比較的冷淡という面はあるのかもしれないが、それは別問題であろう。


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