| 2008年07月22日(火) |
被告のアリバイ主張を「信用できない」という弁護人とは |
日経(H20.7.22)社会面に、 最高裁が、法科大学院1期生の司法修習生の卒業試験での不合格答案をまとめたところ、「基本知識・理解力に不安」との記事が載っていた。
例えば、弁護人として起案すべき答案なのに、「被告のアリバイを無視し」「被告のアリバイは信用できない」という答案まであったそうである。
実際に刑事弁護人になると、被告人が無罪主張をしているが、「それは通らないだろう」と思うことがある。
その場合でも、被告人の意向に添って無罪主張すべきであるし、「どうせ有罪だから」として弁護活動に手を抜くべきではない。 (但し、被告人には「証拠からしてあなたの主張は通らないと思うし、その場合には、反省していないと見られて罪が重くなることがある」ということは伝える。)
ましてや、「被告のアリバイは信用できない」などという人が弁護士になってもらっては困る。
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