| 2008年06月04日(水) |
成年後見人は誘惑に駆られやすい |
日経(H20.6.4)社会面に、成年後見人である妹が、交通事故で重い障害を負った実兄の保険金を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕したという記事が載っていた。
成年後見人が横領して刑事事件になったケースはいくつかある。
成年後見人はあらゆる権限を持っており、預金の引き出しも自由にできるから、誘惑に駆られる機会は多い。
そのため、被後見人の資産が多額の場合には、親族ではなく弁護士など第三者が成年後見人に選任されるのが普通である。
記事のケースでは実兄の資産は1億8000万円もあったというから、裁判所はなぜ最初から第三者を成年後見人に選任しなかったのだろうか。
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