| 2007年10月18日(木) |
国税徴収官が国税還付金が発生したように装い逮捕 |
日経でなく朝日ネットニュース(H19.10.18)であるが、国税徴収官が、国税還付金が発生したように装い約1270万円をだまし取った容疑で逮捕されたと報じていた。
手口は単純であり、実在する会社を使って、源泉所得税を納めすぎたことにして、還付を受けたというものである。
私が以前扱った詐欺事件で、事業に行き詰った経営者が、人から教えられて、申告書で源泉税を多く納めたことにして3000万円もの還付請求をした事件があった。
その被告人は書類を作成するときは半信半疑であったが、確定申告書を提出すると、すぐに税務署から3000万円の還付金が入金されたのでびっくりしたと言っていた。
税務署は、取り合えず書類の内容が適正かどうかは判断せずに、機械的に処理するためである。
しかし、不審な事実があればその後調査するわけであり、そのケースでも還付金を受けた数ヵ月後には逮捕され、実刑判決になっている。
今回の事件で逮捕されたのは国税徴収官であるが、そんな単純な手口で、すぐに犯行が分かると思わなかったのだろうか。
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