日経(H19.8.17)社会面に、北海道の土産「白い恋人」の製造会社の社長が記者会見し、賞味期限を1、2カ月延ばす改ざんを1996年以降繰り返していたことを明らかにしたと報じていた。
この事件で、別の新聞では、製造会社は、札幌市保健所から機材の不備を指摘されて、新聞広告で公表したが、賞味期限改ざんや食中毒菌のことは隠し続けていた。
ところが、顧問弁護士が社長に「他にも不正があるんじゃないか。小出しにしていたら、大変なことになりますよ」と進言したそうである。
そのように進言することは当たり前ではある。
ただ、会社の危機的な状況の中で、組織の中の人間はなかなか正論を言えないし、言ってもかき消されがちである。
それに対し、顧問弁護士は会社組織の外にありながら、会社の利益のために業務を行う。
それゆえ、手前味噌だが、顧問弁護士の存在意義はこのようなところにもあるのだと思う。
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