今日の日経を題材に法律問題をコメント

2006年08月24日(木) 「人質司法」について

 日経(H18.8.24)社説で、「誤認逮捕 『人質司法』も反省を」という見出しで、誤認逮捕され、裁判で無罪が言い渡された事件について書いていた。


 この事件の被告人は一貫して否認していたため、裁判が始まってからも10か月も身柄拘束がされていた。


 現在の裁判所の運用では、否認しているとなかなか保釈を認めず、とくに第一回公判前の保釈は極めて難しい。


 それは結果的に自白を強要するものになっており、「人質司法」と呼ばれている。


 社説では、10か月勾留をした裁判所に対して批判していたが、それだけでなく、弁護士についても次のように書いていた。

 「憂慮されることは、弁護士まで『人質司法』に慣れ切った様子が伺われる。弁護士が保釈請求したのは25%くらいしかない」


 耳が痛い話である。


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