今日の日経を題材に法律問題をコメント

2006年05月29日(月) 学生の入社辞退は自由?

 日経(H18.5.29)16面の「リーガル3分間ゼミ」というコラムで、「学生の内定を取り消すことができるか」というテーマを取り上げていた。

 解説では、「内定取り消しは客観的で合理的理由がなければできない」としており、それはその通りである。


 では、学生側の入社辞退は自由なのだろうか。


 この点について、学生側の入社辞退は許されるという考えもある。


 しかし、会社側が、客観的で合理的理由がなければ内定取り消しできないのだから、学生側の入社辞退も合理的理由がなければできないという考え方のほうが強いようである。


 ただ、その場合でも、入社を強制できるわけでないから、入社辞退した学生に損害賠償請求するしかない。


 しかし、損害額は多額ではないだろうから、訴訟すると費用倒れになってしまう。


 このような理由から、会社としては、学生の入社辞退を防ぎようがないのが実情のようである。


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