| 2005年12月09日(金) |
みずほ証券が発注ミス |
日経(H17.12.9)1面トップで、みずほ証券が大量の発注ミスをしたことを報じていた。
「61万円以上で1株売りたい」という注文だったのを、誤って「61万株を1円で売りたい」と入力したためである。
これによる損失は現時点で270億円というから、莫大な損害である。
ただ、これは内心と表示に不一致があるから、典型的な錯誤の事例である。
したがって、本来は無効である。
ただ、錯誤に陥ったことに重大な過失がある場合には錯誤無効を主張できないとされている。
このケースでは、誤入力した際に、異常な取引であったので警告メッセージが出たそうだから、それにもかかわらず注文したことは、重大な過失があるということになる。
それゆえ、みずほ証券は、錯誤無効を主張して損害を回避することはできないだろう。
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