2005年10月04日(火) |
検事総長の答えは安直ではないだろうか |
日経(H17.10.4)社会面に、裁判官制度に関心をもってもらうために、検事総長が、中学で裁判員制度について授業をしたという記事が載ってた。
その記事の中で、生徒が「プロ野球の選手など、代わりのない仕事をしていれば裁判員は免除されるのですか」と質問したそうである。
それに対し検事総長は、「日本シリーズの第一戦に阪神の今岡選手がいないと始まらない。その場合は仕方ないね」と答えたそうである。
その場では、その話しにうけたのかも知れない。
しかし、「俺以外の変わりはない」と思って仕事をしている人が聞いたら、「それなら俺も裁判員をしない」と言うのではないだろうか。
ちょっと答えが安直ではなかっただろうか。
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