今日の日経を題材に法律問題をコメント

2005年07月20日(水) 18歳は成人としてと扱うべきである

 日経(H17.7.20)社会面に、「NEWS」の18歳のメンバーと、フジテレビの女性アナウンサーらとが飲酒した問題で、フジテレビの社員10名が処分されたという記事が載っていた。


 「飲酒ぐらい大目に見たら」とは言わない。

 しかし、18歳は、法律上も成人として扱うべきではないかと思う。


 選挙権についていえば、憲法は、「成年者による普通選挙を保障する」と定めているのみで、何歳から成人であるかについては規定していない。


 「満20歳をもって成年とする」と定めているの民法である。

 しかし、それは切りがいいというだけで、それ上の合理的根拠はなさそうである。



 むしろ、社会一般には、18歳、19歳は大人として扱われているのではないだろうか。


 そうであれば、18歳以上にはすべて選挙権を与え、少年法の適用はせず、飲酒も本人の責任で認めるべきではないかと思うのだが。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見等はこちらに
土居総合法律事務所のホームページ


My追加
-->