2005年06月27日(月) |
明日、和歌山カレー事件の控訴審判決 |
日経(H17.6.27付)社会面で、和歌山県の毒カレー事件で、林被告の控訴審判決が明日あり、「供述の信用性が焦点である」と報じていた。
確かに、直接的には、供述の信用性が焦点になっているのかもしれない。
しかし、刑事裁判だけでなく、民事裁判でも、裁判官は、当事者の供述は、自分に不利でない限り、あまり信用しない。
裁判官は、もっぱら、その供述を裏付ける客観的証拠があるかどうかをみているのである。
その意味では、和歌山カレー事件の焦点は客観的証拠の有無ということになると思う。
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