今日の日経を題材に法律問題をコメント

2005年02月04日(金) 今後も硬貨の偽造は続く?

 日経(H17.2.4)社会面で、偽造500円硬貨が見つかったという記事が載ってた。


 その偽造硬貨には、ニッケル、亜鉛など同じ金属が使われているそうである。

 そうすると、製造コストを考えると採算が合うのかという疑問が沸く。


 しかも、自販機で使うとなると、大変な手間である。

 少し前に、韓国の硬貨と日本の旧500円硬貨が似ていたことから、韓国の硬貨が自販機に使われたことがあったが、実行犯はそれほど儲からなかったと思う。


 しかし、偽500円硬貨を海外の製造コストの安いところで造れば、コストは合うかもしれない。

 しかも、製造した連中は、それを自分たちが使うのではなく、第三者に製造コスト以上で売却すれば、確実に儲けることができるし、自分が使用しないのであるからリスクも少なくなる。


 したがって、このような偽造硬貨は、一見コストが合わないようであるが、今後も造られる可能性が高いかも知れない。


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