聴き道楽 - 2004年04月06日(火) あがた森魚さんの『バンドネオンの豹と青猫』アナログ盤を聴いた。 『バンドネオンの豹』の続編である。 「ジュリエッタの夏」「誰れでもありたくない彼氏」 あがたさんの柔らかな歌声、池田光夫さんの バンドネオン、流麗なヴァイオリンの調べ・・・ 「バンドネオンの豹」の冒険の世界にどっぷりと浸り込んで 仕舞った。LPの帯に『これは、「バンドネオンの豹」3部作の 第2作目で「青猫」の巻です。』と書かれているのだが、 現在、第3作目は未だ出ていない。 3部作の完結編、本当に出して下さると良いのに。 アルバム最終曲が「眞白に十文字<次号予告>」となっていて 更なる展開が楽しみなだけに、残念なのだ。 A面、B面が終わっても、片付ける気に為らなくて、またひっくり返して 最初から聴いて仕舞う。 昨日は「はっぴいえんどBOX」をずっと掛けていて、今日は あがたさんのこのアルバムに浸っている。 私は、食い道楽でも着道楽でもないけれど、 聴き道楽に近いものがあるのだなあと思う。 人の価値観は人それぞれだろうけれど、聴きたい音楽に 自由に触れられるという事は、非常に心豊かなことだと思う。 掛け替えのない時間だ。
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