ちょうちょうの気持ち
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2004年03月07日(日) 雪崩

きのう、旭岳で雪崩に巻き込まれた後輩が、今朝亡くなった。
一報が入ったときには母とその夫では??とか弟では??と
心配したけれども、どこからも連絡がないので安心して牛舎に
行って仕事していたら、搾乳中に草太がメモを持ってやって来て、
後輩の名前を告げたのだ。
オットとふたり、しばしぼーぜん。
だけど、草太の受けた電話の感じでは命に別状はなさそうだねと
話し合って、とりあえず自分の牛を搾って(途中、横蹴りする
牛をうんと離すのを忘れて隣の牛を搾ったときに珍しく足を
上げられて後ろに転んだらその横蹴りやろうに思いきり背中を
蹴られて踏みしめられて涙目になったりしながら)家に帰った。
とりあえず共通の知り合いなんで弟に電話したら、弟はニュースで
見たという。”意識不明の重態っていってたよ”ということばに
またしばしぼーぜん。
それから連絡をくれた知人に電話してみると、ご主人は既に旭川に
向かっていると言うので、なにかわかったら連絡をくれるよう
頼んで電話を切った。彼女とも、しばらくご無沙汰だったのだが
こんなことで近況を話し合うなんて・・・とちょっと悲しくなる。

それから数時間後に入った連絡ではやはり非常に厳しい状態である
とのことだったけれど、まったく現実感がわいてこない。
いつもひょうひょうとした感じで、そんな深刻なのは全然似合わない
んだもん。きっと、ぼーーっと起きあがって、
「いやぁ、マイッタマイッタ!」
なんて言うはずだと思っていた。

そして、朝。弟からの電話で彼が亡くなったことを知らされた。
やっぱり信じられません。
ぜったい、似合わない。
でもそれは誰よりご家族が思っていることなんだろうな。
取り乱す余裕もないくらいいろんなことをしなくちゃいけないし。
いやもう、なんとも。
数年前に一緒に旭岳に行ったことがあって、そのとき一度だけ
私もコース外を滑った。
たぶんそのあたりを今回も滑っていたのだろう。
新聞の記事にはことさらに「立ち入り禁止区域」ということが
書かれていたけれど、山スキーをする人たちは普通に滑っているとこ
ろで、私は「山スキー用のコース」だと思っていたよ。
あーなんか、それにしても。
ほんとにぼーぜん。
うそでしょ。


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