山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2008年12月28日(日) 痕跡

昼の食事の時のことである。

大きなトレイの左側にあたたかいもの、そして右側に冷たいものが分けて並べられてある。最近の病院食は搬送用のコンテナにそれぞれ冷めたり温まったりしないような工夫がされてあるらしく、手元に届くまでそれぞれ温かかったり冷たいままだったりする。

今日の昼は暖かいほうはご飯とトン汁とそしておかずはと見たら、大きなお皿に一枚のサラダ菜が敷かれ、その脇に3センチ四方ぐらいの具入りの玉子焼きが二切れ微妙に重なっていた。

メインのおかずにしてはなんか少ない気がする。その玉子焼きはしかも広げたサラダ菜の隅っこに並んでいた上に薄い。よく見るとそのサラダ菜の中央付近は一度熱を受けたごとくしんなりと変質している。これは何か熱いものが載せられていた証拠に相違ない。例えばハンバーグとか熱いものが一度この葉っぱの上に載っていたのではないか。それが何らかの理由で一旦取り除かれ、もう一度載せられる前に蓋をされてしまい、誰も気がつかないうちに、完成しないままの御膳が運ばれてきたのではないだろか。

きっとそうに違いない。と考えているうちに、全部食べてしまったので、なんの証拠も無くなってしまった。誰に訴えたらよかろうと悩んだ末、日記に書くことで満足を得ることとした。


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