山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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午前7時過ぎに、朝の検温のため若い看護師が部屋に入ってきたとたん、猛烈にサイレンの音がけたたましく鳴り響いた。
彼女は「なんだろう?」と怪訝そうな表情をしていたが、私は即座に消防のサイレンだと確信した。
「窓の外をのぞいてごらん。音からいって割りと近くじゃないのかな。」 といってその看護師からカーテンを開けて外を確認してもらうと、なんとほとんど目の前の住宅地からもうもうと煙が上がっているではないか。
彼女は驚いたらしく、「わーっ」と一声出し、私を放り出したままスタッフ・ステーションへ駆け込んでいった。
私も急いで確認したかったが、何しろベッドに横になったままの状態であったため、数分後に看護師が戻るまでやきもきして煙だけ眺めていた。なにしろコルセットをつけないと立ち上がることができないのだ。
やっとのことで起き上がりその現場を見ると、煙だけではなくめらめらと赤く大きな炎が上がっているではないか。急いで携帯を取り出し撮影した。
慌てたものだから、ちょっとした落とし穴があった。どうもズームが効かないのだ。落ち着いて確認してやっと2枚目ではズームインできた。普段使い慣れていないとこんなことになる。
現場は国道104号に面したあたりと思われたので、ちょうど付き添いに来てくれる妻に連絡し、国道は交通規制が布かれる可能性があるから、部落内に旧来からあるいわゆる「下道(したみち)」を通ってくるよう知らせた。
午後になって周りの患者や看護師たちからきいたら、やはり国道沿いの住宅だったようだ。急に寒くなったから暖房器具などの取り扱いに細心の注意を払いたい。
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