山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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妻に言わせると、入院生活で私の特技が活きているそうだ。どんな特技か。 ・粗食に耐えうる。 ・どこでも眠れる。 だそうだ。 病院食はまずいというのが相場だが、昔に比べたら最近の食事はかなり向上しているのだろうと思う。しかし所詮病院食、減塩やO-157対策などで味気ないものになってるのは否めない。生ものは絶対にないし、焼き魚などもかなりしっかり焼いている。そんな病院食も毎日残さず食う。自分でもグルメではなくて良かったなんて思う。
病院の夜は結構うるさい。突然急患が入ったり、看護婦さんが走り回ったり、一晩中咳き込む人がいたり。そんな中、たまには目覚めるものの、ほとんどしっかり眠っている。物音で眠れないということはない。付き添っている妻は意外と神経質なのか、物音がすると眠れないらしい。そこで以前海外旅行に出かけるときに、飛行機の中で眠れないと困るからと買った耳栓を貸してやったら、ぐっすりと眠っている。私のほうが格段に睡眠に入りやすい。
さて、この二つは果たして私の特技と言えるのだろうか。
今日はリハビリを休んだ。夜中に上がった熱が下がりきらなかったためだ。昨日の夜から抗生剤の薬も1個増えた。9時ごろにボルタレン25mgを使用。11時に37.0度まで下がったところで今日の注射をする。
巷は今日からお盆。早い時間に娘がきて妻と交替する。我が家と妻の実家と両方の「ホカイ」をしなければならない。「ホカイ」とは、今日のデーリー東北天鐘欄に詳しい。
今日は職場の若い人たちと、伊藤祐三叔父が来てくれた。
政策推進室の今野、佐々木、山本の三氏が見舞ってくださり、ついでに私が職場で定期購読している雑誌などを持ってきてくれた。最近、室の仕事に関する記事がデーリー紙上に掲載されており、その様子を聞くことができた。これからまだまだ忙しくなりそうだ。こんなときに不在で本当に申し訳ない。
さて彼らはケーキを持ってきてくれていた。つい話に夢中になってしまい、これは皆で食べながら歓談するのだったと、彼らが帰ってから気がついた。失敗した。箱を開けてみるとたくさん入っていた。娘と「どうする?」と思ってはみたものの、食うしかないだろう。娘は一気に3個いった。私もいただいた。残った分は妻に期待したい。
叔父には背中の傷をパソコンの写真で見せてやった。 「やややっ。」 と顔を近づけて見入ると、これは30cm以上あるだろうと言い出した。写真を見た人は誰でもそれ位に見えるらしい。しかし、実際には20cm弱だ。叔父は測量会社で派遣社員として働いており、先日の台風の時には河川の流量観測で休日にも呼び出され、雨の中大変な作業だったと話していた。
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