山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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今日からリハビリが始まった。午前10時半にリハビリテーション科へ行く。自分のカードを持って理学療法室へ。担当は高橋先生というおばさん。まず聞き取り調査から。自宅の状況、周辺の事情はや通勤方法、仕事の内容、職場復帰への意欲などなど。もちろん完全復活への強い意欲をアピールする。
それから軽い運動能力の確認。足を持ち上げる、開く、曲げるなど。先生が手を添えてその力に負けないように膝を持ち上げるテストのときに、がんばりすぎて右の腰に痛みが走る。まずい。力みすぎたか。
次にウェイトをつるして膝を持ち上げる。30回。
1本のライン上に片方の足を載せそのつま先に他方の足のかかとをつけライン上を交互に歩く。次にライン上に横向きで左右交差しながらステップを踏む。最初は右から左へ。次に左から右へ、と移ったとたん、また右の腰に痛みが走り中断。左がちょっと弱っているかな。
最後に早足で歩いて歩行速度を測定。
今日初日のメニューはこれだけであるが、明日からは自転車コギとかするので、汗をかくかもしれないからタオルを忘れずに、そしてできればシューズを用意してということだった。
昼食後、点滴をしているところへ新井田の伯父夫婦がきてくれた。てっきり4階だったと思い込み、何度もさがしたらしい。前回来たときにはちゃんとここまできてくれたのに、といったら、そうだったかな?しっかりしてくれ。しかも伯父は午前中この労災病院で診察を受け、そのあとで寄るつもりだったのに、すっかり忘れて帰宅してしまったという。奥さんに寄って来たのときかれ忘れたことに気がついたとか。ちょっと怪しくなってきた。
伯父たちがいるときに長谷川先生が回診に来て、いろいろと状況を確認していった。その様子を見ていた伯父は、 「女の先生が?」(この場合【女】は「おなご」と発音する。)
これを聞いて思い出したことがある。北沼に八戸港管理事務所などが同居する新産会館があるが、そこのトイレの表示がちょっと気になるのである。どう書かれているかというと、 【男便所】 【女便所】 なのだ。正式な表示だろうが、なんとも違和感がある。私が読むと伯父流に 「おどごべんじょ」 「おなごべんじょ」 と発音せざるを得ない。もっとすっきりセンスの表示にならないものか。
午後2時の痛み止めの飲み薬の時間に担当の本間看護婦さんが持ってきてくれた。肩の痛みがあるのに腰の痛みが加わったので痛み止めの坐薬をしてもらった。とても楽になった。
初めて売店に歩いて行ってきた。蛍光ペンがほしかった。これまでは車椅子で外から眺めるだけだったが、今回品揃えをよく見ることができた。特に雑誌コーナーではちょっと立ち読みをした。月刊プレーボーイまであったのには意外だったが、娘が一緒だったのでグラビアのヌードがチラッとしか見られなかったのが残念。今度は一人で来ようっと。
夕食後、政策推進室の小笠原・大嶋同級生コンビが来てくれた。室の仕事ぶりが手に取るようにわかるよう話してくれた。こういう会話がうれしい。大嶋さんからは後日研修のリポートが送付されることになった。ぜひ読ませてほしい。
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