山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年07月27日(日) |
【写真付】病院内で健康講座 |
東京の白井さんからお花が届いた。 段ボール箱に収められたかわいいボックスフラワーだった。
労災病院では午前10時から第2回健康講座が開かれたので聞きにいった。看護婦さんに10時からの講座に行ってもいいですかと問えば、それが何かわからない。じゃあ点滴を早めにやってあげようね。で、どこかの公民館に行くの?という感じで、看護婦さんたち病院内で講座があるのをご存じない。意外とこんなもんだろうと思っていると、院内放送が健康講座があることを告げ、皆さん納得する。
講話1 おしっこで困っている人のために 泌尿器科部長 柳沢 健
前立腺肥大症は、前立腺が年齢とともに腫れてきて、尿道が圧迫され尿が出にくくなる病気だ。男性の約三分の一が発症するといわれている。老化現象の一つと見ることもできるが、放置するとガンを併発したり生活に支障が出てきて、命にもかかわることがあるそうで、正しい知識を持たなければならない。
前立腺がんの検査は「前立腺特異抗原」(PSA:Prostate Specific Antigen)が主流となっており、採血でほぼ確実に診断できるといわれている。
講義の後、柳沢先生に前立腺を取ることによるデメリットはないのか質問してみた。そうすると、精液が膀胱のほうへ逆に射精されることがあるので、そうなると子供はできなくなる。そういうリスクがあるという程度だ。
講話2 減塩について 栄養管理部長 田村英子
やはり「生活習慣病を予防しましょう」というよくあるテーマで話は進行した。 ・一日三食きちんと食べましょう。 ・夜食、間食は摂り過ぎないようにしましょう。 ・酒は飲み過ぎないようにしましょう。 など、その中で印象に残ったのは、 「【健康食品などの】食に関する情報が氾濫しすぎています。惑わされないようにしましょう。」 というものだった。確かに世の中健康食品の類が溢れている。私自信、昔は見向きもしなかったのに、あちこち痛くなってからは周りから勧められるままに、わらにもすがる思いでいろいろ試したものだ。
塩分を摂りすぎないよう、15項目の注意事項を示してもらったが、それ以外のお話の中に 「市販食品に隠れた塩分に気をつけること」 というものがあった。最近の食品は食塩の量がはっきりと表示されていないものがある。たいていは食塩ではなくナトリウムと表示している。 ナトリウム:3.0g (めん・かやく 1.1g スープ:1.9g) という具合だ。この場合食塩の量はいくらか。 食塩(g)=ナトリウム(g)×2.54=3.0×2.54=7.62g も入っているのだ。(明星 「旨みだし塩ラーメン」の場合)
昼食前に義兄が見舞ってくれる。またメロンをたくさん差し入れてくれた。最近ネットがしたくてパソコンを買ったらしいが皆目わからないとのことで、午後娘を講師に派遣することにする。
昼食後トイレに入っていると、トイレの外で何気に呼ぶ声がする。出てみるとお袋と娘がいた。部屋へ行ってみたらいなかったのでトイレまで迎えに来たそうだ。母によると、近所の知り合いから、私に飲ませたい漢方薬があるのでぜひ差し上げたいと言う電話があったそうだ。飲むかどうか確認してからと言っておいたそうだが、ブラジルから送ってくる「なんとか」という薬だそうで、胆石もガンも消えるという。とりあえずもらっておくことにするか。(アガリクスかプロポリスが考えられるが、電話では葉っぱを煎じると言っているそうだから大麦とかイチョウの葉っぱかも)
NHKのテレビ番組を見ていた午後3時半ごろ、これまでと別な感触の地震があった。ニュース速報に注目していたが一向に報道がない。BSのチャンネルを見てもテロップさえ流れないのだ。これは変だと思い、数分後チャンネルを民法に切り替えてみたら、それぞれテロップで速報を流しているではないか。しかも震源地はこれまでとは違う日本海北部、マグニチュード7.1、津波の心配はなさそうだ。NHKにチャンネルを戻してみる。でもやはり報道される気配がない。民法を見ている隙に見逃したとは思われない。もし「津波あり」だったらNHKを見ていた人たちは知らないで過ごすことになる。これは大変なことだ。津波の警戒は地震直後1〜2分が勝負だからだ。一連の宮城県北部の地震では小さな余震まで非常にナーバスな報道を繰り返していたのに、この日本海側の地震報道がなかった(あるいは遅れた?その後されたかどうかわからないので)のは大きなミスではなかったのか。また、わかりつつ報道されないのであれば、それは大きな偏りである。
<データ> 財団法人日本気象協会JWAのホームページから
気象庁 27日15時38分発表
【発現時刻】 27日15時26分頃 【震央】 日本海北部 【深さ】 480km 【規模 M】 7.1 【北緯】 47.0° 【東経】 139.0°
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